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春日井市浅山町一丁目2番61号
(春日井市総合福祉センター内)


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社協ブログ

「親子で行こう!施設見学」

福祉の里


夏休み企画、第2弾!として、8月4日(金)小学生を対象とした施設見学(クリーンセンター&エコメッセ)を行いました。
今年は参加者が少なめでしたので、レインボーの常連さんにも声をかけさせていただいたところ、興味を示される方もチラホラ・・・一緒に参加していただくことになりました。

この「施設見学」の目的は、福祉の里とクリーンセンターの密接な関係を知っていただくことと、家庭から出された可燃ごみや不燃ゴミが、どのように処理され、またリサイクルされているのかを学んでいただくことです。
クリーンセンターでゴミを焼却する時に発生する熱が、福祉の里のお風呂のお湯や館内の空調に再利用として使われています。

まずはクリーンセンターの職員さんから、施設の概要をDVDを交えながら説明をしていただきました。
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ほとんどの処理工程はオートメーションで行われていますが、ガラス瓶の色分けやペットボトルのキャップの取り外し等は、人の手を必要とします。
概要説明が終わると、いよいよ施設内を見学します。
見学コースは分りやすく矢印で示してあります。
kengaku-2.jpg 圧縮された空き缶とペットボトル

kengaku-3.jpg 袋に入ったペットボトルが運ばれます
ガラス越しでの撮影なので、見づらくてすいません・・・(・_・;)

kengaku-4.jpg
ポイントでは丁寧にお話をしてくださいました。
kengaku-5.jpg 可燃ごみを焼却炉に入れるところです
このゴミを掴むクレーンと同じものが、エコメッセに展示?されています。
kengaku-6.jpg この中が焼却炉です
焼却炉の中の温度は、850℃~950℃くらいになるそうです。
見学者に分りやすくするためにモニターが設置してあり、リアルタイムで焼却している炉の中が見えるようになっています。
kengaku-7.jpg
この時に発生する熱が、太いパイプを通って福祉の里まで流れており、その熱を福祉の里の機械室の中で交換され、館内の空調やお風呂のお湯に使われています。
クリーンセンター内も、この熱を利用して発電機をまわし、施設内の電気として使用し施設内の空調に使用しているそうです。
kengaku-8.jpg 発電機
この発電機は、最大7000kwの電気を作ることができます。一般の家庭にすると約1400軒分の電気に相当します。

焼却炉から出された灰は、灰溶融炉(はいようゆうろ)に運ばれます。そこで電気を通すことによって焼却灰を溶かします。
ドロドロに溶けた灰の中で、重い物はメタル、軽い物はスラグとなって出てきます。
メタルは金属の材料として、スラグはコンクリートにまぜて、車止めや物干し台等に使われます。

不燃物は鉄のハンマーが回転する「破砕機」で小さく砕かれ、鉄、アルミ、プラスティック、可燃物、不燃物に分けられ、それぞれ分別されたあとに処理されます。

これらの作業は自動制御されており、24時間を交代で監視されています。
kenngaku-9.jpg 中央監視室

クリーンセンターでは、これまでお話したように安全な施設で安心な処理をされていますが、皆さんが何気なく出しているゴミが、このように処理されているなんて、考えたことはないと思います。
生活していく上でゴミが出るのは致し方ないこと・・・でも中には収集日と違う日に捨ててあったり、可燃も不燃も一緒に入れてあったり・・・
不法投棄なんてもってのほか・・・! (違法ですから!)
最低限のルールを守れないってことは、それだけ自分たちの安心した生活も守れないってことですよね。
ひとりひとりがルールを守っていただければ、それはルールではなく強い結束力になると思います。ひとつのゴミ収集場にひとつの結束力!すぐ隣の収集場とも結束力!
繋ぎあった結束力は綺麗で住みやすい町づくり。
不要とされ廃棄されるゴミ・・・ですが、人と人を結ぶことが出来るなら、それは“宝”になるのかも知れませんね。
明日の朝、捨てようとしているゴミ・・・もう一度確認してから収集場へ・・・

福祉の里では夏休み企画として、毎週末(夏休み期間中の金・土・日)
『レインボーシネマパラダイス』午前の部10時~  午後の部13時30分~ 
懐かしの名画やアニメの上映会

8月22日(火)~26日(土)午後1時30分~3時
『レインボーフェスタ』”あそびの広場”を開催します。
廃材を使った「おもちゃ作り」と室内用のゲーム
どちらも無料です。
お子様連れのご家族のみなさん、お友達と涼みがてら遊びに来てくださいね。


カテゴリー:イベント・講座
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